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写真:Apple
中国ではスマートフォン市場が減速しているにもかかわらず、アップルは中国で引き続き強固な地盤を築きつつある。
Kantar Worldpanel ComTechの最新のスマートフォン販売データによると、12月にAppleは中国都市部での販売シェア27パーセントを獲得し、中国で最も人気のあるスマートフォンブランドとしての地位を取り戻した。
中国で最も売れている携帯電話のうち、上位3機種はすべてiPhoneモデルだった。
昨日の四半期決算発表で、ティム・クック氏は中国市場に対する強気な見方を改めて表明し、中国市場は米国に取って代わりアップルの最大の国際市場となる準備が整っていると度々述べてきた。
「2020年までに[中国の中流階級は]5億人に達すると予測されている」とクック氏は述べ、これがアップルにとって大きなチャンスとなると指摘した。
アップルはまた、中国国内でのアップルストアの積極的な拡大を続けており、2016年末までに計40店舗の開店を目指している。中国で33番目のアップルストアは、中国東海岸の山東省東部の都市、青島のMixCショッピングモールに1月31日にオープンする予定だ。
昨年、中国はiOSアプリのダウンロード数で米国を抜いて世界一の国となったが、収益に関しては、無料アプリが有料アプリよりも好まれるため、依然として米国と日本に次ぐ第3位となっている。
出典:カンター・ワールドパネル