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Appleにとって、今四半期は暗い四半期になりそうだ。iPhoneの成長がほぼ横ばいになっているだけでなく、ウォール街のアナリストの多くは、Appleが四半期決算を発表する頃にはiPadの売上が前年比で減少しているだろうと見ている。ウォール街の見方は間違っているのだろうか?
フォーチュン誌で、フィリップ・エルマー・デウィット氏はウォール街の専門家21人とアマチュア14人の予想を相関させ、2014年の最初の3か月間にAppleがiPadを何台販売したと思うか尋ねた。
明るい見通しを予想する人はほとんどいない。iPadの販売台数は1,930万台とコンセンサス予想で、前年比0.7%減となる。異論を唱えるのは、Appleが2,180万台を販売したと予想するホレス・デディウ氏と、わずか1,500万台と予想するブレイバーン・グループのマット・リュー氏だ。前者は前年比12%増、後者は23%減という悲惨な数字となる。
公平に言えば、Appleはここで自らの成功の犠牲者になっているかもしれない。iPadの売上はあまりにも急成長しており、追いつくのは不可能かもしれない。2013年第2四半期には、iPadは前年比55%増を記録した。それでも、ウォール街はこの数字に満足することはないだろう。Appleは投資家を満足させるために、2014年にキラーな新製品を発表しなければならないという、これまで以上に大きなプレッシャーを感じることになるだろう。
出典:フォーチュン