アップルのチップメーカーは、供給が2022年まで制限される可能性があると警告
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アップルのチップメーカーは、供給が2022年まで制限される可能性があると警告

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アップルのチップメーカーは、供給が2022年まで制限される可能性があると警告
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現在、世界中で半導体の供給不足が深刻化している。
写真:インテル

アップルのAシリーズチップメーカーである台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング(TSMC)は、チップ供給の逼迫は今年いっぱいから2022年にかけて続くと警告した。

TSMCはAppleを具体的には言及しなかったものの、当面は生産能力が「逼迫」し続けると認めた。TSMCは現在、秋に発売予定のAppleの次世代iPhone向けAシリーズチップの製造準備を進めており、報道によると5月に生産開始となる見込みだ。

TSMCのコメントは、チップ不足が解消するには「数年」かかるだろうと語っていたインテルCEOパット・ゲルシンガー氏の同様の発言を受けてのものだ。

最近の報道によると、世界的なチップ供給不足がiPadやMacを含むApple製品に悪影響を及ぼす可能性があるという。また、iPhoneの一部の部品の供給が「非常に逼迫している」とも指摘されている。

半導体不足は昨年、新型コロナウイルス感染症のパンデミックの発生に伴い、一部の工場が一時的に閉鎖されたことで始まりました。また、「パンデミックを契機とした生活習慣の変化」も原因の一つとなっており、これが問題を悪化させています。

TSMCのCEOであるCC Wei氏は、同社は将来に向けて製造施設の拡張を含め、できる限りの準備をしていると述べ、今後3年間で生産能力の増強に1,000億ドルを投資すると発表した。

「土地と設備を取得し、新たな施設の建設を開始しました」と魏氏は述べた。「数千人の従業員を雇用し、複数の拠点で生産能力を拡大しています。」

報道によると、iPhone 13は予定通り9月に発売されるようです。Wedbushのアナリストは先日、iPhone 13が9月の第3週にデビューする可能性があると示唆していました。Appleが火曜日の基調講演を好んでいることを考えると、発表は9月14日になるかもしれません。しかし、他のApple製品と並んでiPhoneがどれほど簡単に見つけられるかはまだ分かりません。

出典:ロイター