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今週初め、MicrosoftはMac版Office 2004、2008、2011のセキュリティ、安定性、信頼性に関する問題を修正したアップデートをリリースしました。これらのバージョンのMicrosoft Officeをご利用の方は、ソフトウェアのアップデートをお勧めします。

Microsoft Office for Mac 2011 のセキュリティ更新プログラムに関する詳細は、セキュリティ情報 MS11-045 をご覧ください。Microsoft は、2011 バージョンの Office におけるその他の変更点について、以下のように説明しています。

Office for Mac 2011 14.1.2 アップデートには、セキュリティ、安定性、信頼性を向上させる複数の変更が含まれています。さらに、このアップデートには、攻撃者が悪意のあるコードを使用してコンピューターのメモリの内容を上書きできる脆弱性の修正も含まれています。

更新プログラムに含まれる改善点

Office for Mac 2011 14.1.2 更新プログラムには、次の改善点が含まれています。

すべての Microsoft Office for Mac 2011 アプリケーションの改善

セキュリティが強化されました。
この更新プログラムは、攻撃者が悪意のあるコードでコンピューターのメモリの内容を上書きできる可能性のあるOffice 2011の脆弱性を修正します。詳細については、このドキュメントの前半に記載されているセキュリティ情報をご覧ください。

Microsoft Outlook for Mac 2011 の改善点

空き時間情報の信頼性が向上しました。
この更新プログラムにより、Microsoft Exchange サーバーが UTC +8 パース タイム ゾーンにある場合に Outlook 2011 で空き時間情報が正しく表示されない問題が修正されます。

代理人情報の信頼性が向上しました。
この更新プログラムでは、次の条件に該当する場合に代理人情報が失われることがある問題が修正されています。

• アカウント設定に変更が加えられました。
• ユーザー証明書が追加または削除されます。

安定性が向上しました。
この更新プログラムを適用すると、Office for Mac 2011 Service Pack 1 にアップグレードした後に一部のユーザーがログオンできなくなる問題が修正されます。

Microsoft Word for Mac 2011 の改善点

ひらがな入力モードで入力する日本語ユーザーの信頼性が向上しました。
この更新プログラムでは、ひらがな入力モードを使用すると間違った文字が表示される問題が修正されています。

安定性が向上しました。
この更新プログラムでは、次のような、Word for Mac 2011 がクラッシュする原因となることがある問題が修正されています。

• テンプレート ギャラリーからアイテムを開こうとしたとき。
• 高度な検索と置換を使用する場合。

Microsoft Office for Mac 14.1.2 更新パッケージのコピーをここからダウンロードするか、付属の Microsoft アップデーターを使用して必要な更新を自動的にダウンロードしてインストールすることができます。