ARKit 2.0はARを実際に使いたくなるきっかけとなる

ARKit 2.0はARを実際に使いたくなるきっかけとなる

  • Oligur
  • 0
  • vyzf
ARKit 2.0はARを実際に使いたくなるきっかけとなる
  • ニュース
ARKit
AppleはARKitを次のレベルへと引き上げている。
写真:Apple

WWDC 2018 のバグ Cult of MacARKitは昨年のWWDCで大きな発表となりました。今年AppleはARKit 2.0を発表しました。これまで拡張現実の可能性に確信を持てなかった私たちにとって、Appleのプレゼンテーションは大きな転機となりました。

世界最大の AR プラットフォームのアップデートでは、より簡単に共有できる新しいファイル システム、改善された顔追跡、よりリアルなレンダリング、3D オブジェクト検出、そして何よりもエキサイティングな共有エクスペリエンスが導入されています。

ARを次のレベルへ

噂通り、ARKitは最大4人のプレイヤーによる共有体験を提供するようになりました。これにより、各プレイヤーがそれぞれの視点から共通の体験を体験しながら、リアルタイムAR体験を共有できるようになります。

アップルは、新しいレゴゲームと、スティーブ・ウォズニアックとジョブズが1970年代に開発したアタリのゲーム「ブレイクアウト」のアップデート版のようにプレーヤーがブロックを倒していくデモアプリを披露した。

また、共有に最適化され、AR体験をメッセージやメールで共有できる新しいファイル形式「USDZ(Universal Scene Description)」も登場します。USDZは、Adobe、Autodesk、Sketchfab、PTC、Quixelなどのツールと互換性があります(ただし、これらに限定されるわけではありません)。

AR 体験の共有に加えて、AR の WYSIWYG (「What You See is What You Get」) 編集のおかげで、AR アプリの作成もより簡単になるはずです。

アークイット
ARで物体をより簡単に計測できるようになりました。
写真:Apple

ついに、本日最初のSherlockingが登場しました。Appleが「Measure」という新しいアプリを発表しました。驚くべきことに、このアプリはAR内のオブジェクトをタップしてドラッグするだけで簡単に計測できます。写真など、特定のオブジェクトの形状を検出することも可能です。

これらすべてが、ARKitをAppleが期待するほどのヒットに導くのでしょうか? 今後の展開を見守るしかありません。とはいえ、確かに期待は持てそうです。