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写真:Jim Merithew/Cult of Mac
AppleがいつかSamsungとのサプライヤー関係を断つことを期待していた人々は、Appleが将来のiPhoneでOLEDスクリーンに切り替える際にSamsung DisplayのOLEDディスプレイに依存するだろうという新たな報道があり、ひどく失望することになりそうだ。
報道によると、Appleが新型ディスプレイを発注する企業はSamsungだけではないようだ。新型ディスプレイは早ければ2017年のiPhone 7sで発表される可能性がある。Appleは単一のサプライヤーにすべてを集中させないことで価格交渉を有利に進められるため、LG Displayも受注する可能性が高い。しかし、当初はLGがAppleへの小型・中型OLEDパネルの主要サプライヤーとなるものの、Samsungの役割は今後拡大していくと予想されている。
報道によれば、サムスンは現在、LGと比べてOLED製品ラインナップの価格設定が有利で、韓国のテクノロジー大手は生産ラインに多額の投資を行っており、生産能力を月産1万5000枚の基板に拡大する予定だという。
興味深いことに、今週の別のレポートでは、Apple が台湾の自社施設で競合の microLED 技術を調査していると述べられているが、これは iPhone ではなく将来の Apple Watch に使用される可能性がある。
出典:Digitimes