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ジョブズ氏が本日発表したのは新しいノートパソコンだけではありません。Appleはついに新しい外付けディスプレイも発表しました。しかも、それは奇妙なディスプレイです。

詳細はAppleのウェブサイトで確認できますが、要点は次のとおりです。24インチディスプレイは超薄型で、先進的なLEDテクノロジーを採用し、電源ユニットを内蔵しているため接続も容易で、iSightカメラ、マイク、スピーカーも搭載されています。しかも、価格は既存の老朽化した23インチCinema Displayと同じとのことです。

素晴らしいように聞こえますが、もう少し深く考えてみると、確かにそうは思えません。最近の24インチディスプレイで899ドルというのは、決してお買い得とは言えません。ディスプレイは光沢のみで、プロは敬遠するでしょう。それに、そうでない人はノートパソコンを買った方が良いでしょう。というのも、私の記憶が間違っていなければ、このディスプレイを動かすにはAppleの新型ノートパソコン、つまりMini DisplayPort搭載のマシンが必要なはずです。ですから、新型Mac Proに2799ドルもつぎ込んだ皆さんは、他の製品を探した方が良いでしょう。

Appleは偉大な企業であり、他社が踏み込もうとしない領域にまで踏み込む革新者です。しかし、時折、過去の過ちが垣間見えることもあり、世界的な経済混乱の真っ只中に900ドルもするMacBookアクセサリを発売する勇気があるのはAppleだけでしょう。