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アップルはS&P500指数のエクソンを追い抜いて首位に立つことができるだろうか?カリフォルニア州クパチーノに本社を置くアップルは、早ければ10月18日の決算発表で、時価総額で史上最大の企業を追い抜く可能性があると、あるアナリストは考えている。
グリーチャー・アンド・カンパニーのアナリスト、ブライアン・マーシャル氏によると、エクソンの株価が上昇しない限り、アップルは12%上昇して600億ドルの差を埋める可能性が高いという。S&P500でテクノロジー企業が首位に立つのは、これで2社目となる。1990年代に一時的に首位に立った後、2位に転落したマイクロソフトは、5月にアップルに追い抜かれた。
Appleの台頭は市場に永続的な影響を及ぼすだろう。数十億ドル規模のファンドの運用者がこのポジションを投資判断の指標として利用しているだけでなく、この動きは、製造業や製品生産企業の優位性の衰退を示唆する可能性がある。一方、Appleはサービスに特化している。音楽ならiTunes、アプリケーションならApp Store、ビデオならApple TVなどだ。
モバイルへの再編のさらなる兆候として、マイクロソフトの投資判断は月曜日に「買い」から「中立」に引き下げられた。ゴールドマン・サックスのアナリスト、サラ・フライアー氏は、マイクロソフトが現状の路線を維持し続ける限り、同社の「本質的価値」を引き出すことはできないと投資家に警告した。Windowsメーカーである同社は、iPadやAndroid搭載タブレットによってノートパソコン市場が浸食されていると見ている。フライアー氏は、マイクロソフトに対し、ゲーム事業からの撤退も視野に入れた「一貫した消費者戦略」の構築を提言した。
[AP、バロンズ、9to5Mac]