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写真:Ste Smith/Cult of Mac
Appleは5月下旬にiOS 11.4をリリースし、ついにAirPlay 2とHomePodのステレオサポートを実現しました。まだアップデートしていない方は、今のところアップデートを避けた方が良いかもしれません。
一部のiPhoneユーザーから、Appleの最新リリースをインストールした後にバッテリー寿命に問題が生じているとの報告が上がっています。この問題はiPhone 6からiPhone Xまで、すべての機種に影響しているようです。
iOS 11はiPhoneとiPadにとって大規模なアップデートでしたが、昨年9月の最初のリリース以来、ユーザーは様々なバグや不具合に悩まされてきました。Appleは最近のアップデートで多くのバグや不具合を修正しましたが、その過程で新たな不具合も発生しています。
最新の問題は、一部の iPhone のバッテリー寿命を縮めています。
iOS 11.4はバッテリー寿命を縮める可能性がある
「iPhone 6はiOS 11.4にアップデートするまでは完璧に動作していたのですが、アップデートしてからは、全く使っていないのにバッテリーが急速に減るようになりました」と、Appleサポートフォーラムのあるユーザーが報告しています。「以前は丸一日充電しなくても持ちましたが、今では半日も持たないかもしれません。」
「iPhone 6sで使えるサービスにはすごくこだわっているので、マップを使わない時はバッテリーは通常24時間以上持ちます」と別のユーザーは書いています。「11.4にアップグレードしてからは、11時間使ってもバッテリー残量は2%しかありません。アップグレード前の半分以下しか持たなくなりました。」
この問題から逃れられる iPhone はないようです。iPhone 7 と iPhone 7 Plus、iPhone 8 と iPhone 8 Plus、さらには iPhone X でも、ユーザーから同様の経験が報告されています。
Wi-Fiに問題がありますか?
Wi-Fiを無効にしたり、5GHzネットワークから2.4GHzネットワークに切り替えたりすると問題が解決するかもしれないという意見もありますが、効果がないという意見もあります。Appleはこの問題についてまだコメントしていませんが、フォーラムで700人以上が同じ質問をしていることから、かなり広範囲に及んでいるようです。
幸いなことに、これはハードウェアの問題ではないようです。残念なことに、Appleが今後のアップデートでこの問題を修正するまで待たなければなりません。AppleはすでにiOS 11.3.1の署名を停止しているため、iOS 11.4にアップデートしたら元に戻すことはできません。
出典: インクワイアラー