- ニュース

第2世代AppleTVは確かに魅力的ですが、クパチーノの魔法使いたちに期待されるほど「魔法のような」デバイスではありません。競合製品に比べてメディアの選択肢が限られているだけでなく、新しいAppleTVは技術的な問題を抱えやすい傾向があり、特にダウンロード速度が極端に遅いという報告があります。
しかし、Apple TV でのダウンロードの遅延の原因が特定されたようですが、それは Apple のせいではなく、Google のせいです。
20Mbps の接続速度にもかかわらず、Apple TV でレンタルした新作映画のストリーミング再生に永遠に待たなければならなかった Joe Mailer 氏によると、問題は Google DNS を使用していたことにあったそうです。
基本的に、iTunesのストリーミングコンテンツはAkamaiによってホストされており、Akamaiは複数のローカルサーバーを使い分けて、ダウンロードユーザーを最速の接続にルーティングしています。Google DNSなどの一般的なDNSプロバイダーは、すべてのユーザーを同じ方法でルーティングしようとしています。これは、数千人を同時に一つのドアから押し込もうとするようなものです。
メイラー氏はGoogle DNSから自分のIPアドレスで提供されるサーバーに切り替えることでこの問題を解決しました。その結果、iTunesのレンタルコンテンツは、HD画質でも10秒から20秒程度に短縮されました。新しいAppleTVでコンテンツのストリーミングに問題がある場合は、試してみる価値はあるでしょう。