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写真:Cult of Mac
Appleのメモアプリは、2017年のWWDC基調講演のiOS 11セクションで、インラインスケッチや手書き認識など、いくつかの目玉となるアップデートを発表しました。しかし、それら2つよりもさらに大きな変更点となるかもしれない小さな変更がもう1つあります。共有矢印を使ってURLやテキストスニペットなどをメモアプリに送信する際、既存のメモを検索し、どのメモに追加するかを選択できるようになりました。
これは大きな変化で、Notes は単なる雑多なゴミ箱から、Evernote や Microsoft の One Note のようなアプリの真の代替品へと進化しました。例えば、今後の休暇の計画をメモしておき、新しい場所や予定を見つけたら簡単に追加したり、読書リストへのリンクを素早く追加したりできるようになります。
検索ノート

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メモアプリは検索機能で整理されます。
以前のメモアプリでは、iOSの共有矢印を使ってメモを追加すると、既存のメモに追加できましたが、そのためにはすべてのメモが表示されたリストをスクロールする必要がありました。最近編集されたメモはリストの上部に表示されるようになりましたが、それでも面倒でした。今では、メモアプリで何かを共有すると、このように表示されます。

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これらがフォルダです。フォルダに保存するたびに新しいメモを追加できるので、それだけでもかなり便利です。しかし、それだけではありません。検索バーをタップして入力を始めると、必要なメモが見つかるまでメモのリストが絞り込まれます。これにより、古いメモに新しいスニペットを追加するのが簡単になります。つまり、Notesで役立つリストを保存・更新する可能性が高くなるということです。
リストを保存して後で見つける

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例えば、読みたい本や見たい映画のリストを簡単に作成・更新できるようになりました。私はギターの音楽理論についてメモを取っていますが、このアプリを使えば、そのテーマのメモに見つけたレッスンへのリンクを追加したり、グラフや図表を追加したりできます。レシピをクリップしたり、自分だけのローカル版Pinterestを作成したり(共有メモを使って他の人と共有したり)、その他様々な機能も利用できます。つまり、メモアプリはニュースだけでなく、一般の人々にとっても、はるかに便利になったということです。
これにWWDC 2017で既に発表されているクールな新機能が加われば、Notesはついに、あなたが既に使っている他のメモアプリに取って代わる準備が整うでしょう。まあ、ほぼそのくらいです。IFTTTとの連携はまだですが、これは本当にオタク向け機能です。