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写真:The Aerodrome
今の時代、初の飛行を実現するのは難しいと思われる中、ラスベガス近郊の都市で、おそらく世界初の商用ドローン空港の建設が始まった。
無人航空機教育を専門とする非営利団体「エアロドローム」は、ネバダ州ボルダーシティと提携し、ドローンポートの開発を進めています。ラスベガス・ストリップから約45キロメートル離れた50エーカーの敷地は既に一部稼働していますが、完成は2018年を予定しています。
その時までに、無人航空機産業は爆発的な成長を遂げるでしょう。Lumoid Blogのレポートによると、2025年までに無人航空機産業は820億ドル規模の産業となり、10万人以上の高給雇用を生み出すと予測されています。
エアロドローム エルドラド ドローンポートは、米国にある商用ドローン施設の FAA 認定テスト サイト 6 か所のうちの 1 つです。
ドローンポートは一般公開され、レクリエーション目的のユーザーに無人機の飛行方法を指導するだけでなく、商業用ドローンプログラムを開発する企業によって創出される雇用のための訓練場としても機能します。現在、米国にはFAA(連邦航空局)から商業用ドローンの飛行許可を受けている企業が2,500社あります。
用途としては、報道機関による航空写真撮影から、Amazonのような商品配送まで、多岐にわたります。Amazonは今後数年以内にドローン配送を顧客に提供することを目指しています。このドローンポートはラスベガスに近いため、ドローン機体の様々な商業利用のための優れた実証の場となる可能性があります。
「無人航空システムは有人航空機とは本質的に異なり、安全に運用するには全く新しい専門知識が必要です」と、ザ・エアロドロームのジョナサン・ダニエルズ社長はプレスリリースで述べています。「この歴史的な開発は広範囲にわたる影響を及ぼし、航空業界に新たなビジネスチャンスと雇用をもたらし、無人航空システムにおける世界のリーダーとしての米国に新たな確固たる評価をもたらすでしょう。」
FAAは娯楽目的のドローン操縦者に対して新たな規制を設け、連邦政府への登録を義務付けた。これは、空港から5マイル以内の飛行を避けることや、高度400フィート以上での飛行を避けることなどを含む新たな飛行規則に対する意識を高めるためでもある。
カメラなどの積載物を含め、重量が0.5ポンドを超えるドローン機は、2月19日までに登録する必要がある。
6月20日までに登録するドローン操縦者には5ドルの料金が免除される。
出典: Lumoid Blog