iOSリモートアプリの唯一のエンジニアがAppleのようなスタートアップで他のプロジェクトにも取り組んでいる

iOSリモートアプリの唯一のエンジニアがAppleのようなスタートアップで他のプロジェクトにも取り組んでいる

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iOSリモートアプリの唯一のエンジニアがAppleのようなスタートアップで他のプロジェクトにも取り組んでいる
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Appleのリモートコントロールアプリの初見

お気に入りのiOSアプリに太めの親指を当てれば、Remote.appのアイコンはすぐに脂ぎった乳白色の皺模様で覆われてしまうだろう。Airport Expressを頻繁に使う人にとって、この無料でダウンロードできるアプリは、ネットワーク接続された我が家を、はるかに高価なSonosのセットアップと同等のものにしてしまう。

残念ながら、Remote.appは何ヶ月もアップデートされていません…Gizmodoはつい先週、嘆きの声を上げました。一体何が起こっているのでしょうか?iPhone 4どころか、iPadにネイティブ対応するためのアップデートすらされていないのです。

Posterous の CEO である Sachin Agarwal 氏によると、結局のところ、Remote.app は 1 人のエンジニアによって開発されたもので、そのエンジニアはその後他のプロジェクトに異動になったとのことです。

「Appleは、あらゆる製品の開発に携わる大規模なチームを編成しているわけではない。むしろ、様々なプロジェクトに携わり、必要に応じて異動できる、非常に少数ながらも非常に優秀な人材を雇用している」とアガーワル氏は書いている。

アガルワル氏は、Appleはテクノロジー業界最大手の企業の一つであるにもかかわらず、多くの点でスタートアップ企業のような経営をしていると強調する。Appleの社内組織は、小規模で柔軟なチームを重視しており、macOSとiOSのエンジニアは必要に応じてプロジェクト間を行き来している。

これはAppleの謎めいた社内文化を浮き彫りにする興味深い事例だが…疑問が残る。Remote.appの開発者は一体何に取り組んでいるのだろうか? 一体何がそんなに切迫していて、iPad以降のスペックに合わせてソフトウェアの解像度を上げるだけでも1、2日もかけられないのだろうか? アガーワル氏の発言が正しければ、Appleは1月に10.7という驚異的なアップデートをリリースするかもしれない。