Dropboxのバグにより、ユーザーがファイルを紛失する

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Dropboxのバグにより、ユーザーがファイルを紛失する
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Dropboxのバグにより、多くのユーザーがファイルの消失に見舞われ、復旧不能の可能性が出ています。選択型同期機能を有効にしていたユーザーに影響していたこの問題は修正されましたが、Dropboxは失われたすべてのファイルを復旧できるわけではないことを認めています。

「残念ながら、選択型同期設定を適用中にDropboxデスクトップアプリケーションがシャットダウンまたは再起動されたため、一部のファイルが削除されました」とDropboxは本日、ユーザーへのメールで通知しました。「弊社チームは、お客様のアカウントから削除されたファイルの復元に尽力いたしました。」

この問題は、クラウドベースのバックアップを唯一のバックアップとして利用すべきではないという警告を裏付けるものとなっています。Engadget に よると、この問題により、多くのユーザーが「自分の責任ではないのに何年分ものコンテンツを失った」とのことで、そのコンテンツのローカルコピーがなければ、コンテンツは永久に消えてしまう可能性もあるとのことです。

しかし、被害に遭われた方には朗報があります。Dropboxは、同様の事態の再発を防ぐため追加のテストを実施しており、ファイルを削除された方全員に本日よりDropbox Proを1年間無料で提供すると発表しました。

運悪く削除されてしまった場合は、メールが届きます。メールには「パーソナライズされたウェブページ」へのリンクが記載されており、どのファイルが削除されたのか、そして復元できるかどうかが正確に分かります。メールが届いておらず、アカウントから何も消えていないように見える場合は、問題ありません。