アップルは採用担当者数人に「解雇だ」と告げる

アップルは採用担当者数人に「解雇だ」と告げる

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アップルは採用担当者数人に「解雇だ」と告げる
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SFの誇り
サンフランシスコのゲイ・プライド・パレードに参加するアップルの従業員。
写真:ティム・クック/Twitter

アップルは最近、同社のエンタープライズ事業に注力させるために元Box社員のカレン・アップルトン氏を、また同社のApple Carプロジェクトの製品設計管理者として元テスラ副社長のクリス・ポリット氏を雇用したが、より広範な採用活動についてはペースを落としているようだ。

新たな報道によると、Appleはここ数週間で契約採用担当者を全員解雇し、さらに正社員採用担当者の一部も解雇し始めているという。この動きは合計で100人以上に影響する可能性がある。

「採用を正当化するには、常に何か新しいものを発表する必要がある」と、ある情報筋は採用の減速について語った。このニュースは火曜日の決算発表の直前に伝えられた。アップルは決算発表で、売上高と利益の減少、そしてiPhoneの生産減速を報告すると見込まれている。

アップルは、これまで新入社員の基本給の40%を受け取っていた採用担当者のインセンティブ制度も変更した。新規則では、採用担当者の報酬は10~15%に縮小され、将来的にはボーナスが完全になくなる可能性もある。

でもご心配なく。Appleの採用方針が緩やかになったからといって、必要最低限​​の人員で業務をこなすというわけではありません。Appleが今後建設予定の「宇宙船」キャンパスだけでも、1万3000人の従業員が勤務する予定です。これは、満員のボーイング747機35機分に相当します。Appleが事業を展開する分野が多岐にわたるとはいえ、それでもかなりの人数です。

そして最近の採用は、完璧な求職者が現れれば Apple の扉は決して閉ざされないことを示しています。

出典: VentureBeat