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写真:Apple
選挙の未来を垣間見るかもしれないが、11月の中間選挙では少数の有権者がモバイルアプリで投票できるようになる。
このアプリは主に、海外で任務に就くウェストバージニア州の軍人によって利用されます。投票するには、まず政府発行の身分証明書の写真と自撮り風の顔動画を撮影して登録する必要があります。その後、アプリは顔認識技術を用いて、登録された有権者が実際に投票する本人であることを確認します。
投票は匿名化され、ブロックチェーンを介して記録されます。
当然のことながら、誰もがこの件を歓迎しているわけではない。特に2016年の大統領選挙への介入の可能性が懸念されている状況下ではなおさらだ。このアプリを開発しているボストンに拠点を置く開発会社とウェストバージニア州のマック・ワーナー州務長官は、アプリの安全性を主張しているものの、懸念を表明する声も上がっている。
「モバイル投票は恐ろしいアイデアだ」と、民主主義技術センターの主任技術者ジョセフ・ロレンゾ・ホール氏はCNNに語った。「これは、セキュリティがひどく劣悪なデバイスを使って、劣悪なネットワークを経由して、物理的な紙の投票記録がなければセキュリティを確保するのが非常に難しいサーバーにインターネット投票を送信するものだ」
これまでで最もハイテクな選挙?
今夏初め、米国の情報機関のメンバーがテクノロジー企業と会合を開き、来たる中間選挙について協議しました。Amazon、Apple、Google、Facebook、Microsoft、Oath、Snap、Twitterとの会合は「緊張した」雰囲気だったと言われています。主な懸念事項は、ロシアのボットが分断的な広告を購入したり、好ましくない画像を投稿したり、フェイクニュースを共有したりする可能性があることでした。
Appleはすでに、新しいApple News機能を通じて、中間選挙に関する「信頼できる」厳選ニュースを共有するツールを発表している。
しかし、誰もが最大限の努力を払っているにもかかわらず、テクノロジーが選挙においてますます重要な役割を果たすようになるという事実は否定できない。
モバイルアプリによる投票が効果的に実施されれば、ユーザーのエンゲージメントを促進し、投票を阻む障壁を下げる上で大きな効果を発揮する可能性があります。しかし、投票プロセスがデジタル化されるほど、ハッカーによってプロセスが妨害されたり操作されたりする可能性のある箇所が増えます。
モバイルアプリで投票するというアイデアはいかがでしょうか?ぜひ下のコメント欄で教えてください。
出典:CNN