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写真:キース・アリソン/Flickr
カンザスシティ・ロイヤルズのヘッドコーチ、ネッド・ヨストは、MLBからApple Watchを支給されたにもかかわらず、試合中にApple Watchを着用していたことでMLBから厳しく叱責された。
ヨスト監督はオールスター戦でアメリカンリーグの監督を務めた功績に対する褒賞としてMLBからこの腕時計を受け取ったが、監督がダッグアウトでこの腕時計を何度も着用しているのが目撃されたため、MLBは介入して試合での使用を阻止しようと決めた。
MLBは現在、選手とコーチがダッグアウト内でスマートフォンを持ち込むことを禁止しているが、ヨスト投手はMLBに対し、Apple Watchは手首に装着したスマートフォンではなく、単に時計として使っているだけだと主張したと報じられている。
「携帯電話から離れているときは、ただの時計だ」と、カンザス・スター紙のアンディ・マカロー記者によると、ヨストはそう言った。当初、MLBがApple Watchの使用を禁止したとの報道もあったが、マカローは後に、試合中にデータにアクセスしていないか確認するために電話をかけただけだと釈明した。ヨストはデータにアクセスしていないと断言した。
ヨスト氏は、ダッグアウトで時間管理をしていない時は、Apple Watchを運動目標の記録にも使っていると語る。また、ダッグアウトからただ見上げるだけでなく、天気を確認するのにも使っている。
@McCulloughStar なぜネッド・ヨストはベンチでアップルウォッチを着けているのか pic.twitter.com/4abxzyuXiR
— プロダクティブ・アウトズ(@ProductiveOuts)2015年8月17日