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写真:Apple
アップルは、ホームページの画像を変更し、伝説の公民権運動指導者マーティン・ルーサー・キング・ジュニア氏の写真と発言を掲載することで、キング・ジュニア・デーを記念した。
「真の平和とは、単に緊張がない状態ではなく、正義が存在する状態である」と引用文には記されている。これに対し、Appleは「私たちはマーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師と、公民権運動における彼のリーダーシップに敬意を表します」と付け加えている。
「愛と正義に満ちた力こそが、暗い過去を明るい未来へと変え、私たちを絶望の疲労から希望の活力へと引き上げてくれるのです。」— マーティン・ルーサー・キング・ジュニア博士 pic.twitter.com/tL0OuO0WTT
— ティム・クック(@tim_cook)2021年1月18日
Appleは長年にわたり、ホームページを変更することでキング牧師記念日(MLKデー)を積極的に支援してきました。CEOのティム・クック氏は、キング牧師を自身のヒーローの一人として頻繁に言及しています。Apple Parkにあるクック氏のオフィスには、マーティン・ルーサー・キング牧師とロバート・ケネディの写真が並んで飾られています。
Appleは、キング牧師が推進しようとした人種平等の取り組みを公に支持し続けています。最近、Appleは「人種平等と正義のイニシアチブ」の一環として新たな寄付を行うことを発表しました。Appleが1億ドルの基金を拠出することを発表したこのプロジェクトは、構造的な人種差別と闘い、米国全土における人種的平等を推進することを目的としています。
アメリカでは毎年1月の第3月曜日にキング牧師の誕生日を祝って国民の祝日が設けられています。Appleはこれまで、この日に従業員がボランティア活動を行った1時間ごとに50ドルを寄付するマッチングギフトキャンペーンを実施してきました。また、Appleは従業員が希望すればこの日に休暇を取得することも認めています。