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T-モバイルは、iPhone を入手する米国の 3 番目の無線通信事業者になる可能性を示唆した。
エレクトロニスタによると、Tモバイルの幹部は、本日ニューヨークで行われた記者会見でiPhone 4を発売するかどうかを問われた際、「アップルに聞いてください」と答えた。
T-Mobileの回答は、肯定も否定もしていないものの、同社とAppleの間で協議が継続中であることを示唆している。Verizonも、iPhoneの取り扱いを発表する直前に同様の表現を用いていた。
T-Mobileが議論した点の一つは、iPhoneの無線チップの完成度だった。T-Mobileのネットワークで動作するには、iPhoneは1,700MHzの3G帯域をサポートする必要がある。
T-モバイルの社長フィリップ・ハム氏は、現在のiPhoneはT-モバイルのネットワークと互換性がないが、将来の3Gチップはより多くの携帯電話周波数をサポートするだろうと語った。
「当社は現在、(iPhoneの)チップセットには関わっていません」と社長のフィリップ・フム氏は述べた。「しかし、市場には5つ、あるいは最大10の周波数帯をサポートするチップセットがありますので、今後はより自由度の高い対応が可能になると期待しています。」
T-Mobileは、CDMAとGSMの両方に対応したクアルコム製のデュアルモードチップセットを搭載すると噂されているiPhone 5に注目しているかもしれない。もし850MHzと1,700MHzの両方の周波数帯を搭載すれば、Appleはほぼすべての通信事業者で利用できる単一のスマートフォンを製造できることになる。