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インフォウォーズのラジオ司会者アレックス・ジョーンズのファンは、ソーシャルメディアに残っている彼の声を入手しようと、Apple App Storeに群がっている。

iOSアプリ「Infowars Official」は本日、アップルや他のテクノロジー企業がジョーンズ氏をソーシャルメディアプラットフォームから追放してから48時間も経たないうちに、最も人気のあるニュースアプリの第4位にランクされました。

Appleは日曜夜、Podcastアプリからジョーンズ氏のInfowarsポッドキャスト6本のうち5本を削除した。Facebook、YouTube、Spotifyも翌日にはコンテンツを削除した。YouTubeのアレックス・ジョーンズ・チャンネルは250万人以上の登録者を抱えていた。

Androidデバイスを持つジョーンズのファンも、このアプリのダウンロードに殺到しており、このアプリは今日Google Playストアで11位にランクインした。

Infowarsアプリとアレックス・ジョーンズ

ジョーンズ氏はソーシャルメディアなどの媒体を利用して、保守派の過激派を煽る陰謀論を展開している。今年初め、ジョーンズ氏は民主党が内戦を起こそうと企んでいるとファンに語った。また、サンディフック小学校銃乱射事件は政府による捏造だと非難し、銃乱射事件で子供を失った複数の親がジョーンズ氏を訴えている。

企業がジョーンズ氏を解雇する中、彼は一連の出来事をアラモ襲撃や言論の自由に対する戦争になぞらえている。「企業メディア」は、彼がドナルド・トランプ大統領を支持しているという理由で、彼を黙らせようとしていると彼は考えている。

しかし、今日のアプリのダウンロード数は、彼自身も、彼が呼ぶところの「愛国者」軍団も消え去ることはないということを示唆している。

テクノロジーニュースサイト「The Verge」の報道によると、iOSアプリは、テクノロジー企業を「腐敗している」「反逆的」と呼ぶコメントや、「インフォウォーズは黙らされないだろう」といった戦いの雄叫びとともに、5つ星のレビューをいくつも獲得している。

このアプリは6月に開始され、ユーザーは彼のインフォウォーズのウェブサイトからライブ番組をストリーミングしたり記事を読んだりできる。また、同サイトではTシャツ、本、サプリメント、サバイバル用品などの商品も販売されている。

今週初め、AppleはBuzzFeedへの声明で、ジョーンズ氏を自社のプラットフォームから排除した理由について、「同社はヘイトスピーチを容認しておらず、すべてのユーザーに安全な環境を提供するためにクリエイターと開発者が従わなければならない明確なガイドラインを設けている」と述べた。

「私たちは、異なる意見を持つ人々を尊重する限り、幅広い視点を代表するべきだと信じています。」

ポッドキャストやアプリの利用規約は言語によって異なるが、AppleはInfowars OfficialをApp Storeから削除しない理由については明らかにしていない。

出典：The Verge