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AppleがSamsungに78億ドルでiPhoneとiPadの部品供給を委託したという噂を覚えていますか?懸念材料の一つは、SamsungがGalaxy SスマートフォンとGalaxy Tabタブレットも生産していることでした。しかし今、この都合の良い関係が見直されつつあるのかもしれません。AppleのiPad 2、そして噂されているiPhone 5の供給元として、Samsungは台湾のチップメーカーに抜擢されるのではないかとの報道が出ています。
カリフォルニア州クパチーノに本社を置くテクノロジー大手サムスンは、台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング(TSMC)とデュアルコアA5チップの製造契約を締結したと報じられている。このチップは、サムスンが製造し、初代iPadにも搭載されていたA4チップをベースに開発される。サムスンはAndroidベースのGalaxy製品もアップデートすると予想されている。
TSMCへの買収の噂は、市場における競合の可能性を排除したことに加え、同社が40ナノメートルプロセッサの生産でリードしていることも背景にある可能性がある。もしこの買収が発表されれば、サムスンとアップルの将来の関係は不透明になる。
[EE Times、AppleInsider]