
新しいOS X Mavericksベータ版には、iOSの通知処理をほぼ模倣した新しい通知システムが搭載されています。iOSの通知はMacのデスクトップにも直接プッシュ配信されます。
iOS と同様に、通知センターを使用する各アプリはきめ細かなカスタマイズが可能で、通知センター (Mac 画面の右上隅にあるアイコンでアクティブ化) に表示したり、バッジ アプリ アイコンを使用するかどうか、各アプリの通知でサウンドを再生するかどうかを決定したりできます。
ただし、プライバシーを重視する場合は、ディスプレイがオフまたはロックされている場合でも通知が表示されるデフォルト設定を無効にすることをお勧めします。
やり方は次のとおりです。
まず、OS Mavericksベータ版対応のMacでシステム環境設定を起動し、新しい通知設定アイコンをクリックします。すると、iOSと同様に「おやすみモード」の時間をスケジュール設定できるようになり、通知に表示される内容や表示方法も管理できます。
画面がロックされているときやディスプレイがオフになっているときに、アプリケーションがMacに通知を送信して、誰かに見られて読まれないようにするには、各アプリケーションの通知センター設定を個別に開く必要があります。左側の列にある各アプリケーションのアイコンをクリックし、「ディスプレイがオフまたはロックされているときに通知を表示」というチェックボックスをオフにします。
これで、毎晩Macをスリープ状態にした時に、朝になっても通知が山のように表示され続けることがなくなります。どういたしまして。
Appleに唯一期待したいのは、これをもっとシステム全体、つまりアプリに特化しない設定にして、アプリごとにオン/オフを切り替えるのではなく、すべてのアプリで一括でオン/オフにできるようにしてほしいということです。まあ、次のベータ版で実現するかもしれませんね。