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写真:Caviar
ロシアによるウクライナ戦争が長期化する中、Appleはロシア国内での製品販売を停止した。Macメーカーである同社は、国営ニュースアプリ「RT」と「Sputnik」をApp Storeから削除するなど、他の措置も講じている。
「ロシアによるウクライナ侵攻を深く懸念しています」とアップルは火曜日の声明で述べた。「人道支援活動を支援し、進行中の難民危機への支援を提供するとともに、この地域のチームを支援するためにできる限りのことを行っています。」
アップル、ロシアでの全製品販売を一時停止
アップルの今回の動きは、ロシアによる6日前のウクライナ侵攻に対し、世界中の国々や企業が反発する中で起きた。西側諸国による厳しい制裁は、ロシア経済を麻痺させる恐れがある。また、FacebookやTwitterなどのテクノロジー企業は、ロシア国営メディアによる偽情報の拡散範囲と効果を制限するための措置を講じている。
アップルは火曜日、ロシアによるウクライナ侵攻への対応として、他の対応策も発表した。特に注目すべきは、アップルが「ロシアにおけるすべての製品販売を一時停止」したことだ。同社は今後、ロシアへの新製品の輸出を停止する。
ロシアへの圧力強化の一環として、同社は「Apple Payなどのサービスが制限されている」と述べている。また、Appleは「ウクライナ国民の安全と予防措置として、ウクライナにおけるAppleマップの交通情報とリアルタイムの事件情報を無効にした」とも述べている。
また、前述のとおり、「RT NewsとSputnik Newsはロシア国外のApp Storeからはダウンロードできなくなりました。」
ウクライナのソフトウェアメーカーが意見を述べる
一方、ウクライナで設立され、主にキエフで事業を展開しているMacソフトウェアメーカーのMacPawとSkylumは、状況の監視に関心のある人向けにリソースページを作成した。
両者とも、ウクライナ国民に恩恵をもたらし、また苦境に立たされている同国の軍隊を支援する慈善団体へのリンクを提供した。
「21世紀に生きる私たちは皆、戦争という悲劇の時代が過去のものになってほしいと願っています」と、MacPawのヤナ・コピロヴァ氏はCult of Macへのメールで述べた。「しかし今、ロシアによるウクライナ侵攻によって、自由、独立、そして生きる権利と選択する権利がいかに簡単に危険にさらされるかを、私たちは目の当たりにさせられたのです。」
ウクライナを支援する方法
Kopylova 氏は、以下のリンクを読者と共有するようリクエストしました。
- ロシアによるウクライナ攻撃の真実(MacPaw)
- ウクライナ国立銀行、ウクライナ軍の資金調達のため特別口座を開設(ウクライナ国立銀行)
- ウクライナの飛行禁止空域を今すぐ設定せよ!(Change.org署名)
- 国境を越えたウクライナ人をホスト(UkraineNow)
- ウクライナへの人道支援(ノヴァ・ウクライナ)
- ウクライナ軍への慈善寄付(海外からの送金)
「ロシアによるウクライナ侵攻について広く知らせていただければ、我が国にとって大きな意味があります」とコピロワ氏は綴った。「これは恐ろしい戦争であり、ロシア国民は政府によって事実と犠牲者について嘘をつかれています。」
同様に、Skylum のページでは、ウクライナの公式ニュースソースや、寄付やその他国への支援の方法も紹介しています。
「ロシア内務省の報告によると、ロシアによるウクライナへの軍事攻撃により、過去4日間で350人以上の民間人が死亡し、2,000人以上が負傷した」とMacPawのコピロワ氏は記している。「5,300人以上のロシア兵が死傷している。彼らの母親たちは何も知らない。それにもかかわらず、ウクライナの都市、特に首都キエフへの攻撃は依然として続いている。」
「今ウクライナで何が起こっているのか、真実を広めるためのどんなご支援も、私たちにとって非常に有益です!ニュース、ソーシャルメディアの投稿、バナーなど、どんなことでも何万人ものウクライナ人とロシア人の命を救う可能性を秘めています。」
このレポートにはルイス・ウォレスが貢献しました。