RIM CEO：「歪んだ現実」がAppleを我々より先に導く

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研究者らがAppleが携帯電話販売でRIMを追い抜いたと発表して以来、BlackBerryメーカーのCEOは激怒している。最新の戦場はWeb 2.0サミットで、このカナダ企業のCEOは、Appleのリードはスティーブ・ジョブズの歪んだ思考によるものだと主張した。

「Appleの歪んだ領域の外にいる私たちは、7インチタブレットが実際に市場の大きな部分を占めるだろうと知っています。そして、真のウェブ体験を求める顧客にとって、Adobe Flashのサポートが本当に重要だということにも気づいています」と、ジム・バルシル氏は自身のブログで述べた。この言葉は、Web 2.0テクノロジーに関する火曜日の講演でも繰り返された。

RIMのCEOは、開発者に対しカリフォルニア州クパチーノに本社を置くAppleのソフトウェア開発キット（SDK）の使用を求める同社の要求と、増え続けるモバイルアプリケーション群を批判し、「何らかのSDKを使う必要はありません。それが私たちのメッセージの核心です。既存の開発環境をそのままお使いいただけます」と述べた。

「アプリの役割は依然としてありますが、既存のコンテンツは使えるのでしょうか？」と彼は、AppleがiOSアプリからFlashをブロックする動きに言及して問いかけた。「既存のウェブアセットは使えるのでしょうか？既存のアセットをデバイスに取り込むために、専用のツールセットが必要なのでしょうか？それとも、ウェブサイト作成に使用している既存のツールを使えるのでしょうか？」

RIMの発言は、iPadの支配的な地位に対抗するため、YouTubeを通じて消費者に反論の場を提供しようとしている中で行われた。RIMは今週初め、未発売のPlayBookタブレットの高速ウェブブラウジング機能を紹介する動画を公開した。しかし、バルシリー氏はタブレットの発売時期については回答を拒否した。

iPadの脅威に加え、RIMはApple CEOのスティーブ・ジョブズ氏の発言にも苦悩している。「我々はRIMを追い越した。近い将来、彼らが我々に追いつくとは思えない。」

RIMのCEOは、AppleとGoogleに押されまいとするもう一つの試みとして、NFCを利用したiWalletに関しては同社も大手企業と競争するつもりだと示唆した。

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