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いくつかの小規模な私立大学はiPadの導入を急いでおり、店頭に並ぶ前から新入生に配布すると約束しているが、大規模大学の中には少なくとも数学期は導入を遅らせているところもある。
ウォール・ストリート・ジャーナル紙は、プリンストン大学、コーネル大学、ジョージ・ワシントン大学が学生へのiPadの貸与を延期したと報じている。
プリンストン大学とジョージ・ワシントン大学はセキュリティ上の問題を理由に待機することにしたが、コーネル大学は接続性と帯域幅を懸念している。
しかし、来春の大学入学ではiPadの方が有利になる可能性が高くなるかもしれないことに誰もが気づいている。
しかし、ウォール・ストリート・ジャーナル紙は、この遅れは「iPadの携帯性と電子書籍の入手しやすさを売りにして高等教育市場を狙ってきたアップルにとって打撃となる可能性がある。高等教育関係者の中には、高価な紙の教科書をなくすにはiBookstoreアプリケーションで入手できる教育コンテンツが不十分だと懸念する者もいる」と推測している。
WSJ経由