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写真:ジム・メリシュー/Cult of Mac
アップルは、成長を続けるワールドワイドビデオプログラミング部門に、さらにもう1人の上級幹部を迎え入れた。
キャロル・トラッセルがAppleの新しい制作責任者に就任しました。彼女は以前、Gaumont Televisionで『ナルコス』、『ハンニバル』、『ヘムロック・グローブ』、『F is for Family 』など、様々なシリーズの制作を監督していました。
トラッセルはこれまで、『ロズウェル』、『トゥルーブラッド』、『アンナチュラル・ヒストリー』、 『ホワット・アバウト・ブライアン』などのシリーズのプロデューサーを務めていました。彼女は来月からアップルで新しい仕事に就きます。
Appleのテレビ事業への野望の高まり
Appleは2017年を通して、オリジナルコンテンツチームを着実に構築してきた。報道によると、この分野におけるAppleの取り組みの先頭に立っているのは、元ソニー幹部のザック・ヴァン・アンバーグ氏とジェイミー・エルリヒト氏だという。
報道によると、同社は今後1年間でオリジナル番組の開発に10億ドルを費やす計画で、その額は2022年までに40億ドルを超える見込みだ。
これまでに、アップルがゴーサインを出したオリジナル脚本番組には、スティーブン・スピルバーグ監督の『アメイジング・ストーリーズ』のリブート、ジェニファー・アニストンとリース・ウィザースプーン主演のニュース・ビジネス・コメディ、『アウトランダー』のショーランナーによるSFドラマシリーズ『Are You Sleeping 』 、殺人事件を再捜査する『Serial』スタイルの犯罪ポッドキャストに関する番組、NBAスター、ケビン・デュラントの生涯を描いた番組などがある。
今月初め、アップルはJ・J・エイブラムス脚本によるオリジナルテレビシリーズの権利獲得でHBOに敗れた。エイブラムスにとっては2008年の『フリンジ』以来となる。また、アップルは最近、ジェームズ・コーデンの「カープール・カラオケ」番組の第2シーズンの制作も契約した。
同社は、オリジナルドラマの放送開始時期や配信方法についてはまだ明らかにしていない。
出典:デッドライン