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iPhone 4のスリムなデザインは機能性を凌駕したのだろうか?これは、Apple CEOのスティーブ・ジョブズ氏が、エンジニアのルーベン・カバレロ氏による受信トラブルの可能性に関する異議を却下したというブルームバーグの報道によるものだ。匿名の情報筋を引用したこの報道は、Appleが金曜日に開催する記者会見に先立って発表されたもので、この会見は通話が切れるという注目を集める問題に対処するためとみられている。
木曜日の報道によると、Appleのシニアエンジニアであるカバレロ氏は2009年、ジョナサン・アイブ氏によるデザインが「受信障害を引き起こす可能性がある」という可能性をApple幹部に提起したという。ブルームバーグの報道によると、iPhone 4が6月24日に発売される直前、ある通信事業者も同様の懸念を表明していた。
iPhone 4のベゼルデザインがジョブズ氏をはじめとするApple幹部によって採用された後、アンテナ専門家のカバレロ氏は、同社幹部に対し、このデザインは「通話が途切れる可能性があり、深刻な技術的課題となる」と警告した。発売以来、AppleはiPhoneの持ち方によって通話が途切れるという指摘をかわそうとしてきた。今週初め、コンシューマー・レポートは、独自のテストで受信の問題が確認されたことを理由に、新型iPhoneを推奨しないと決定した。
アップル社はこの件に関して一切コメントを控えた。
[9to5Macとブルームバーグ]