
iOS 7ベータ版を早期に導入した方は、様々な理由でiOS 6に復元したいと思うかもしれません。ベータ版の体験が気に入らず、変更やバグの少ないiPhoneソフトウェアを希望しているのかもしれません。あるいは、9月上旬にリリースされる予定のiOS 7公式ソフトウェアをiPhoneにインストールしたいだけかもしれません。あるいは、iOS 6版のマップが恋しいだけかもしれません。
理由はともかく、これはかなり簡単なプロセスです。やり方は次のとおりです。
まず、 iTunes(復元に時間がかかっても構わない場合はiCloud)を使ってiPhoneをバックアップしてください。次に、お使いのiPhoneデバイスに適したipswファイルをダウンロードしてください。iPhone 5をお使いの場合はiOS 6.1.4が必要です。それ以外の場合は6.1.3をご利用ください。AT&TまたはT-Mobileをご利用の場合はGSMファイルを、VerizonまたはSprintをご利用の場合はCDMAファイルをダウンロードしてください。
iPhoneをデバイスファームウェアアップデート(DFU)モードにする必要はありませんが、必要に応じて切り替えることもできます。切り替えるには、ホームボタンとスリープ/スリープ解除ボタンを10秒間押し続け、その後スリープ/スリープ解除ボタンを離し、ホームボタンをさらに8秒ほど押し続けます。「iTunesに接続」というメッセージが表示されたら、DFUモードになります。
iPhoneをDFUモードにしなくても、デバイスに付属の30ピンケーブルまたはLightningケーブルを使ってiTunesに接続できます。接続したら、アップデートプロセスをキャンセルする必要があります(iTunesを使って同期している場合)。
iTunesの左側のパネルでiPhoneの名前をクリックします。次に、iPhoneでOptionキーを押しながら「iPhoneを復元」ボタンをクリックします。ダイアログボックスが開くので、上記の手順でダウンロードしたipswファイルを開いてください。iTunesでこの操作を行う前に、iOSデバイスで「iPhoneを探す」をオフにしておく必要がある場合があります。
後はiTunesとiPhoneに任せれば、iPhoneにiOS 6が新しくインストールされた状態になります。もちろん、この作業を行う前に、iPhoneのデータの最新のバックアップを必ず取っておくようにしてください。そうすれば、すぐに使い始めることができます。
出典: ReadWrite