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iTunesで購入した楽曲のコピー防止をめぐりアップルを提訴すると警告していたノルウェーは、水曜日に訴訟を取り下げると発表した。
ノルウェーの調停人ビョルン・エリック・トーン氏はAFPに対し、「彼らをこれ以上追及する理由はない」と語った。
ノルウェーは、iTunesで購入した楽曲をアップルのiPod以外の携帯音楽機器にコピーすることを禁止する規制をめぐり、クパチーノを法廷に引きずり出すと警告していた。
ノルウェーに加え、フランスとドイツもAppleにDRM廃止を迫る戦いに加わった。Appleと欧州諸国の争いは、2006年にノルウェー消費者評議会がiPodのロックインが同国のマーケティング規制法に違反していると主張したことに端を発する。
1月、Appleのマーケティング責任者であるフィル・シラー氏は、シリコンバレーのAppleがDRMベースのFairPlay技術を廃止し、iTunes Plusを導入すると発表した。Appleは、4月までに1,000万件のiTunesコンテンツすべてからDRMを削除する予定だと述べた。