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写真: Slack
世界中で1,200万人以上が利用する職場向けチャットおよび生産性向上プラットフォームのSlackが、よりシンプルで整理されたレイアウトで近々大幅なアップグレードを実施すると、同社は水曜日のブログ投稿で発表した。
この発表は、コロナウイルスのパンデミックを受けて在宅勤務をする人が増えていることを受けて行われた。
Slackユーザーが目にする最大の変更は、水曜日からデスクトップ版に反映され始め、今後数週間にわたって継続されると投稿には記されている。同社は今後数週間のうちにモバイルアプリのデザインも刷新する予定だ。
有料版では、チャンネルの整理、セクションの命名、チャンネルと会話をカスタマイズした順序でドラッグアンドドロップ、ダイレクトメッセージとアプリをサイドバー内のカスタマイズ可能なセクションに移動する機能など、大きな変更が行われます。
Slackでは、チャンネルの詳細パネル、設定、メニューを整理し、スペースを有効活用して画面の乱雑さを軽減するなど、UIの細かな変更が多数行われます。その他の変更点としては、以下のようなものが挙げられます。
稲妻のショートカット
Slackは、Cisco WebExやSimple Pollなど、さまざまな業務ツールと統合されています。今回のアップデートにより、ユーザーはメッセージ入力フィールドの横にある稲妻アイコンをクリックしてショートカットメニューにアクセスできるようになります。
ツール統合の改善
ユーザーはCisco WebExで会議を開始したり、シンプルなアンケートを作成したり、Freshdeskでカスタマーサポートチケットを作成したりできるようになります。投稿によると、今後さらに多くのアプリショートカットが追加される予定です。
ナビゲーションバー
新しいナビゲーションバーにより、チャンネルの検索、組織全体の検索、最近の会話の切り替えがより簡単に行えるようになります。メンション、メッセージへのリアクション、ファイル、ユーザー、アプリなどの情報もサイドバーの上部に表示されるため、簡単に参照できます。
作成ボタン
新しい作成ボタンを使用すると、送信先やチャンネルを決める前にメッセージの下書きを始めることができます。メッセージを下書きとして保存し、後で使用することもできます。
同社の第4四半期決算によると、Slackには11万人の有料顧客がおり、サービスに年間10万ドル以上を費やしている顧客は893人いる。