- ニュース

木曜日の報道によると、AppleはiTunesで著作権保護のない楽曲の販売を拒否している大手音楽スタジオ3社と交渉中だ。交渉が成功すれば、ユニバーサルミュージックグループ、ワーナーミュージックグループ、ソニーBMGの楽曲がAppleのiTunes Plusに含まれる可能性がある。
CNETは協議が「まだ初期段階」であると述べているものの、合意に至ればAppleのiTunes Plusオプションが全てのメジャースタジオの楽曲に拡大されることになる。約1年前にこのプログラムが開始された当時、iTunesでの購入をAppleデバイスに縛り付ける制約なしに楽曲を販売する契約を結んだのはEMIだけだった。
iTunesとiPodの王者、Appleはデジタル音楽販売を独占してきました。しかし、Amazon、Microsoft、MySpaceなど、DRMフリーのMP3音楽を導入することで、Appleの支配を弱めようとするライバルが増えています。
マイクロソフトは、非DRM化をめぐる議論において最大の勝者の一つです。ユニバーサルミュージック、EMI、ワーナーミュージック・グループはいずれも、このソフトウェア大手と契約を締結しています。また、ソニーも近々独自のMP3契約を発表する可能性があるとの噂もあります。
しかし、Apple の iTunes が MP3 形式をより広く採用したとしても、Microsoft の Zune が大きな打撃を受ける可能性は低い。
「サブスクリプションのみのサービスは、DRMフリーのストアや、iMeem、Last.FMなどのソーシャルメディアサイトからの圧力を感じることになるだろう。これらのサイトは楽曲のライセンスを付与し、登録ユーザーが
楽曲やプレイリストをストリーミングできるようにしている」とガートナーのメディアアナリスト、マイク・マクガイア氏はCult of Macに語った。