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映画『ブレードランナー』でリック・デッカードがiPhoneを持ち歩いていて、カメラアプリを使っていたとしたら、そのアプリはBLUXだったでしょう。iPhoneのカメラの代わりに使える素晴らしいアプリなだけでなく、未来SFのレプリカントに求められるあらゆるビープ音や画面グラフィックも備わっています。なんと、写真撮影のアドバイスをしてくれる、気の利いたコンピューター音声まで搭載されています。
BluxはiPhone 5と最新のiPod Touchを最大限に活用しているため、多くの機能はこれらのデバイスでのみ動作します。これには、エフェクトのフルRetinaプレビューや、インターフェース全体で使用されている美しい水面の波紋エフェクトなどが含まれます。
このアプリにはいくつかの工夫が施されています。一つはPEARです。これは、シーンを分析して使用するフィルターを提案してくれるインテリジェントな「アシスタント」です。提案をタップして承認するか、自分でフィルターを選ぶことができます。
しかし、マニュアルモードに切り替えると、洗練されたインターフェースが使えるようになります。画面上のスライダーで色温度やズームレベルを調整したり、上下左右にスワイプして設定、カメラロール、フィルター、画像コントロール(彩度、明るさなど)にアクセスしたりできます。
また、ライブ ヒストグラムや、オン/オフを切り替えることができるその他の HUD 要素もいくつかあるほか、さまざまなシャッター オプション (セルフ タイマー、サウンド トリガーなど) も用意されています。
しかし、真の魅力はインターフェースにあります。サウンドは少し安っぽいかもしれませんが、私は気に入っています。タッチ&スワイプのインターフェースはiOSの強みを最大限に活かしており、驚くほど複雑な機能を一見シンプルなデザインの中に巧みに組み込んでいます。
私は通常、内蔵カメラで写真を撮って後で処理するだけですが、しばらく Blux をドックに入れて、きちんとテストしてみるつもりです。
価格は3ドルですが、今後数日間は無料なので、試さない理由はありません。
出典: Blux Camera