Googleは学生のデータを収集しないという約束を破った

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Googleは学生のデータを収集しないという約束を破った
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Google、学生データを収集しないという約束を破る - 画像 - cultofandroid.comwp-contentuploads201512Google、学生をオンラインにするための低コストの手段として教育機関にChromebookを提供 - jpg
Googleはプライバシーに関する約束を破った。写真:Google
Googleはプライバシーに関する約束を破った。写真:Google

Googleは、学校で使用されているChromebookやGoogle Apps for Educationからデータや閲覧習慣を収集することで、生徒のプライバシーに関する誓約に違反したとして非難されている。

電子フロンティア財団(EFF)は公正取引委員会(FTC)に対し、Googleの行為を調査し、同社がこれまでに収集したデータの使用を阻止するよう要請した。

「公にそうしないと約束したにもかかわらず、グーグルは学生の閲覧データやその他の情報を収集し、それを自社の目的のために使用している」とEFFの専任弁護士ネイト・カルドゾ氏は述べた。

「このような約束をしてそれを守らないことは、不公正かつ欺瞞的な商慣行を禁じるFTC規則に違反する。」

EFFは、学校で使用されているChromebookとGoogle Apps for Educationスイートを調査した結果、Google Sync機能がデフォルトで有効になっており、生徒からデータを収集できることを発見しました。収集されるデータには、閲覧履歴や検索履歴、YouTubeで視聴した動画、保存されたパスワードなどが含まれます。

EFFの報告書によると、Googleは生徒、学校、保護者から許可を得ずにこれらのデータを使用しているという。また、Googleは収集したデータを自社の利益、つまり製品の改善のために使用しているとも主張されている。

Googleは今年初め、「学生プライバシー誓約」に署名し、「認可された教育目的」以外では学生のデータを一切使用しないことを誓約しました。自社製品の改善はこれに含まれておらず、EFFはGoogleが限界を超えていると主張しています。

Googleは声明を発表し、これらの主張に反論し、「これらのツールは法律と、学生プライバシー誓約を含む当社の約束の両方に準拠していると確信している」と述べた。しかし、学校で使用されているChromebookのSync機能を近日中に無効化するとも付け加えた。

EFF はこれでは十分ではないと考えています。

「私たちはFTCに対し、グーグルの行為を調査し、同社が学生の個人情報を自社の目的に利用するのを止めさせ、教育目的以外で収集したすべての情報を破棄するよう命じるよう求めている」とEFFの専任弁護士ソフィア・コープ氏は述べた。