iPhone 6はサムスンのNote 4の売上を圧倒しており、韓国のアナリストによると10倍も売れる可能性があるという。
新韓インベストメントのキム・ヨンチャン氏は顧客向けメモの中で、iPhoneは「10～12月期に全世界で8000万台を出荷し、Galaxy Note 4の10倍の販売台数を記録するだろう」と予測した。ヨンチャン氏はさらに、「他の市場関係者も韓国のテクノロジー大手の業績に疑問を呈している」と付け加えた。
確かに、iPhone 6シリーズは、本国である韓国でさえ、Galaxy Note 4を大幅に上回る売れ行きを見せているようだ。Korea Heraldによると、今週金曜日の韓国発売を前に、iPhone 6と6 Plusの予約注文はすでに合計8万台に達し、Galaxy Noteの3万台を上回っているという。
以前の報道によると、携帯電話キャリアのKTコーポレーションは、わずか1分でiPhone 6の予約注文を1万件、30分で合計5万件受け付けたという。一方、LG Uplusは、iPhone 6と6 Plusの予約注文を20分で2万件受け付けたと発表。また、韓国最大の携帯電話キャリアであるSKテレコムは、iPhone 6と6 Plusの予約注文の第1弾と第2弾が既に完売したと発表した。
もちろん、この比較は完全に公平ではないことを指摘しておくべきでしょう。iPhone 6と6 Plusは2つのデバイスですが、Samsung Note 4は1つのデバイスです。
それでも、韓国のメディアが、アップルブランドの国内市場における優位性について、総じて非常に熱狂的であることは驚くべきことだ。アップルは現在、国内市場シェアのわずか6%を占めているが、新型iPhoneを基盤に過去最高のシェアを達成する可能性がある。
一方、Galaxy Note 4は、1か月弱で約450万台を売り上げた。ほとんどのスマートフォンメーカーにとっては悪くない数字だが、昨年の同時期の前モデルと比べるとやや物足りない。
「戦いはまだ始まったばかりだが、カリフォルニアを拠点とするアップルがサムスンを本拠地で打ち負かしたため、最新の数字はアップルにとって特に意味深い」とコリア・ヘラルドは指摘した。
報告書は最後に、「新型アップル製品がソウルに到着すると、地元紙やオンラインニュースサイトの第一面には、アップルショップやその他の小売店の前に並んで製品を手に入れようとする顧客の写真が再び掲載されるだろう。中には店の前に陣取る人もいるだろう」と述べている。
もちろん、韓国の報道すべてがAppleに好意的というわけではありません。Business Koreaの最近の報道では、「韓国消費者がiPhone 6とiPhone 6 Plusに熱狂しているにもかかわらず、Appleは韓国への投資を最小限に抑え続けている」と指摘されています。
アップルが今後2年以内に中国にさらに25店舗のアップルストアをオープンする計画に応えて、記者は「同社は韓国で5年間事業を展開してきたが、現在では同国ではアップルストアを1店舗も運営していない」と続け、「ジンバブエにも」アップルストアがあると指摘しているが、これはそれ自体が何かを証明するものであるかのように。
結局のところ、どう考えてもAppleの状況はかつてないほど好調だ。そしてSamsungは、この状況にどう対処すべきかを必死に考えなければならない。
出典: Patently Apple
