iPadをテストする学校のほとんどが、デバイス管理を最大のハードルと評価

iPadをテストする学校のほとんどが、デバイス管理を最大のハードルと評価

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iPadをテストする学校のほとんどが、デバイス管理を最大のハードルと評価
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ほとんどの学校はiPadをテスト中、あるいはまだ導入していない
ほとんどの学校はiPadをテスト中、あるいはまだ導入していない

すでに大規模なiPadプログラムを導入した学校や、来年度の導入を検討している学校の話は数多く耳にします。しかし、米国の多くの学区はまだiPad戦略を決定しておらず、慎重に進めているのが現状です。

調査会社パイパー・ジャフレーは、公立学校のIT管理者を対象とした小規模調査で、iPadが公立学校の大多数で試験運用されている新しいテクノロジーであることを確認しました。この調査では、iPadと競合するテクノロジーに関して、学校のIT管理者がどのようなメリットとデメリットを検討しているかについても知見が得られました。

All Things Dが注目したこの調査は、18人のITマネージャーを対象に実施され、78%がiPadをテストしており、その中にはGoogle Chromebookもテストしている者もいることが明らかになりました。Androidタブレットをテストしているのはわずか6%でした。

iPadに関して言えば、最大の課題はデバイス管理です。モバイル管理は企業だけでなく学校にとっても大きな課題であることを考えると、これは驚くべきことではありません。管理以外では、コスト、Flashコンテンツの再生不可、物理キーボードの欠如などが大きな懸念事項として挙げられ、これらはすべて潜在的な問題として同等にランク付けされています。より限定的な懸念事項としては、iPadの機能がMacやPCに比べて劣っていることが挙げられます。

メリットに関しては、iPadのエクスペリエンスをカスタマイズできることと柔軟性が最上位に挙げられました。その他、情報へのアクセスのしやすさ、iBooks Author(おそらくカスタムコンテンツの作成機能)、MacやPCに比べて価格が安いこと、そして「その他」とだけ記された追加のメリットなども挙げられました。

この調査では、Chromebookの導入を検討している学校にとって、ウェブアクセスへの依存とソフトウェアの制限が最大の課題であると指摘されています。iPadと比較したChromebookの利点としては、デバイス管理の簡素化(最大のメリット)、MacやPCに比べてコストが低いこと、そしてキーボードが付属していることなどが挙げられます。