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イギリスの学生兼プログラマー、グレッグ・ヒューズ氏は、月曜日のWWDC基調講演を見て、Appleが同じ機能で自分のアイデアを二度も盗用しているのを見て驚きました。Wi-Fi同期アプリ「Cydia」をiTunesに組み込んだだけでなく、アイコンデザインまで盗用したのです。
ヒューズ氏が昨年開発したWiFi Syncアプリを覚えている方もいるかもしれません。このアプリは、プライベートAPI呼び出しを使用しているという理由でApp Storeから却下されました。AppleとWiFi Syncについて話し合い、その際に履歴書の提出を求められたヒューズ氏は、Cydiaでアプリをリリースしました。Cydiaでは、アプリは1本9.99ドルで5万本以上を販売しています。
WiFi同期が世界で最も独創的なアイデアではないことは、おそらく誰もが同意するでしょう。もしそれがどこかに存在すべきだとしたら、iOSとiTunesに組み込まれているはずです。しかし、さらに衝撃的なのは、Appleが公式WiFi同期アイコンのデザインを、ヒューズ氏のデザインをほぼそのまま色を変えただけだということです。
Appleが現在、ビジネスパートナーの1社をiOSのアイコンデザインを盗用したとして訴訟中であることを考えると、これはかなり恥知らずな行為に思えます。どう思いますか?