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雑誌を手に取ってみてください。印刷されたページの広告の後ろにiPadを置くと、動画が映し出されます。
これはレクサスの最新広告の一つですが、実際には紙がスクリーンとして機能し、背後から映像が投影されているだけです。プロジェクションマッピング技術によって巨大な建物が映画の背景として人気を博したように、今ではシンプルな印刷物でも同じ効果を発揮しています。
この広告を実際にご覧いただくには、スポーツ・イラストレイテッド最新号(10月15日発行)が必要です。ニューススタンドでデジタル版を入手するか、iPadのブラウザを使ってこのページにアクセスしてください。
これは広告主が気に入るアイデアだと思うので、今後しばらくは雑誌でアニメーション付きの紙広告をたくさん見かけることになるでしょう。
ところで、ここで使われているCinePrintという技術は、レクサスが自社開発したものだそうですね。レクサスはただ車を作っているだけだと思っていました。プレスリリースにはこう書いてありました。
レクサスは、2013年型ESの次世代デザインと技術革新を、これまでにない方法で表現するため、CinePrintテクノロジーの開発に数ヶ月を費やしました。従来のマッシュアップ広告の多くは、印刷物からデジタル体験へとリダイレクトするものでした。CinePrintテクノロジーはこれを覆し、視覚、聴覚、触覚を融合させた多感覚体験によって、触覚的で直感的な繋がりを生み出し、印刷物にさらに近づけます。
もちろん、レクサスは人々にレクサスの話題を広めるために、こういうことに大金を費やしている。だから、私はまさにその罠に落ちてしまったんだと思う。
出典:Stellar Interesting