アップルの最近の採用ラッシュがなぜ私たちを楽観させるのか

アップルの最近の採用ラッシュがなぜ私たちを楽観させるのか

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アップルの最近の採用ラッシュがなぜ私たちを楽観させるのか
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アップルの求人
Appleではソフトウェア関連の仕事がハードウェア関連の仕事よりはるかに多い。
写真:Thinknum

Appleは現在、新規従業員の採用に関してはハードウェアよりもソフトウェアに重点を置いているようだ。

Appleは数年ぶりに、ソフトウェア関連の求人数がハードウェア関連を上回った。Appleの求人情報を分析した最新レポートによると、第3四半期以降、ソフトウェアエンジニアはAppleで最も需要の高い人材となり、この傾向は今もなお続いている。

シンクナム
Appleでは現在、ソフトウェア関連の仕事が大流行している。
写真:Thinknum

2019年2月27日現在、Appleはソフトウェアエンジニアの求人を約1,360件掲載しています。ハードウェアエンジニアの求人は約1,070件です。小売業の求人は現在3番目に多く、約404件が掲載されています。

アナリストたちは長年、Appleが本当にハードウェア企業なのかソフトウェア企業なのかを議論してきました。Appleは1976年にApple Iコンピュータボードの販売からスタートしました。しかし、初代Macintoshや初代iPhoneといったハードウェアエンジニアリングの傑作においても、同社はその使いやすさで高く評価されてきました。

Appleがソフトウェアに注力する必要がある理由

ソフトウェアへの重点的な取り組みは、多くのAppleファンにとって歓迎すべき改善となるでしょう。AppleのハードウェアチームはiPhoneとiPadを強力な処理能力を持つデバイスへと進化させましたが、ソフトウェア機能の不足がiPadの真のポテンシャル発揮を阻んでいます。

サービスもAppleにとってますます重要な事業になりつつあります。Apple Music、iCloud、Apple Payはすべてソフトウェア機能です。Appleは、ビデオストリーミングのサブスクリプションサービス、雑誌のサブスクリプションサービス、さらにはビデオゲームのサブスクリプションサービスも提供するソフトウェアを開発していると報じられています。

Appleの2019年の大型ソフトウェアアップデートのほとんどは、今夏のWWDC 2019で発表される予定です。初期の噂では、この開発者会議は6月3日から7日にサンノゼで開催されるとされています。早ければ今月中にAppleから公式発表があるはずです。