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報道によると、AppleのiTunesはデジタル音楽販売で引き続き市場をリードしており、昨年比3%増で市場シェアの66%を占めている。Appleの最大のライバルであるAmazonは、デジタル音楽販売シェアがわずか13%で、2008年にAppleに首位の座を明け渡したウォルマートと同シェアとなった。
ウォール・ストリート・ジャーナルによると、デジタル音楽市場を巡る週ごとの争いは、さらに熾烈になっている。レコードレーベル関係者は同紙に対し、アマゾンは毎週のデジタル販売のわずか6~10%しか占めておらず、アップルは市場の90%近くを順調に推移していると語った。
デジタル音楽販売におけるAppleの支配を打ち破ろうとするAmazonの試みは、効果を上げていないようだ。シアトルに拠点を置くAmazonは、デジタルアルバムを3.99ドルという低価格で「日替わりセール」として提供しているものの、卸売価格には1枚あたり7~8ドルを支払っている。小売販売調査会社NPDによると、この戦略によってAmazonの市場シェアはわずか2%しか伸びず、11%から13%に上昇した。
[AppleInsider、9to5Mac]