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写真:フォーブス
議決権諮問会社Institutional Shareholder Services(ISS)は、カール・アイカーン氏のアップル株買い戻し提案に反対票を投じるよう株主に勧告した。
ISSのレポートによると、「[Apple取締役会は]米国で得た現金の大部分を、積極的な自社株買いと配当の支払いを通じて株主に還元してきた。こうした誠実な取り組みと過去のスチュワードシップを考慮すると、会社の資本配分プロセスを細かく管理するような株主決議によって取締役会の裁量が制限されるべきではない」とのことです。
アイカーン氏は現在、アップルに対し株主への現金還元を増やすよう働きかけており、自社株買いを通じてさらに500億ドルを還元することを提案する決議を提出した。アップルの株主は2月28日の株主総会でこの提案について投票する予定だ。
株主に対し、アイカーン氏の提案に反対票を投じるよう勧告したのはISSだけではない。金曜日には、イーガン=ジョーンズ氏も株主に対し同様の行動を取るよう助言した。
出典:ロイター