MophieのポータブルJuice Pack PowerstationでiPhoneを急速充電【レビュー】

レビュー

パワー！これは、2013年のコンシューマー・エレクトロニクス・ショー（CES）のようなコンベンション会場でいつも探し求めているものです。というのも、朝昼晩とiPhone 5をマルチタッチしているなら、1日1回の充電では到底足りませんから。

ということで、今年CESの会場でガジェット探しをする時は、Mophie Juice Pack Powerstation（79ドル）をバッグに必ず入れておきます。小さくて見た目も良く（これについては後ほど詳しく説明します）、電池切れのiPhone 5を最大2回充電できます。はい、まだ使い始めてまだ間もないですが、既に私のお気に入りのiPhoneアクセサリの一つになっています。

良い点

電源アダプターは大抵見た目がダサいですよね。Apple製品が好きなら、きっと見た目の良い製品に目がないはずです。Mophieの小型Juice Packは見た目も素晴らしく、iPhone 4によく似ています。周囲はスチール製のバンドで縁取られ、上部と下部は光沢のある黒（または白）のプラスチックで、見た目も質感も高級感があります。

この小型充電器には、バッテリー残量をシンプルかつスタイリッシュに表示する機能も搭載されています。ボタンを押すと、最大4つの緑色のLEDライトが点灯し、Juice Packの現在の充電レベルを示します。

残るは2つのUSBポートだけです。1つはLightningまたは30ピンケーブルでiDeviceを接続するためのもので、もう1つはJuice Pack本体の充電に使用します（USBケーブルは付属）。

しかし、Juice Packの一番の魅力は、iPhone 5の充電速度です。Mophieによると、Powerstationのバッテリーは高出力設計とのこと。どんな魔法が込められているのかはさておき、確かに効果はあります。こんなに速くiPhoneを充電できる充電器は初めてです。数分おきにiPhoneを起動し、バッテリーメーターが急上昇するのを見るのは、本当に嬉しいです。

では、この充電器で他にどんなiDeviceを充電できるのでしょうか？実は、どんなデバイスでも充電できます。Juice Packは500mA、1A、2.1Aの切り替えが可能です。iPadの充電にも使えるのでしょうか？ Mophieは使えると言っています。私としては、まあ…って感じです。

悪い点

MophieはJuice Pack Powerstationが「iPhoneのバッテリー駆動時間を実質的に4倍に延ばす」と謳っていますが、私の体感ではそうではありませんでした。何度もテストした結果、PowerstationはiPhoneのバッテリー残量をほぼゼロ（4～10%）からフル充電まで約2回しか持ちませんでした。この主張を考えると、少し期待外れに感じました。

MophieはJuice PackでiPadを充電できると主張しています。技術的にはその通りですが、完全に充電できるわけではありません。Juice Packのバッテリー容量は4000mAhです。iPad 4のバッテリーは11,000mAh近くあります。つまり、iPadのバッテリー容量はJuice Pack Powerstationの約3倍ということになります。計算してみてください。