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Spotifyは2019年第1四半期の業績を報告し、有料ユーザー数が1億人を突破したことを明らかにした。

これにより、Spotifyのプレミアム会員数は、Apple Musicの前回報告の約2倍となります。ただし、米国ではApple Musicの有料会員数の方が多い可能性があります。

Spotifyは次のように述べています。

プレミアム会員数は1億人に達し、前年比32%増となりました。これは、9,700万～1億人というガイダンスレンジの上限に達し、当社史上重要な節目となりました。この好業績は、米国とカナダにおけるプランを上回るプロモーションと、ファミリープランの継続的な好調な成長によるものです。また、Google Home Miniのプロモーション拡大と、米国におけるSpotify Premium + Huluプランの値下げも、堅調な成長に貢献しました。

ストリーミング大手のGoogleは、成長の理由をいくつか挙げています。その一つが、Google Home Miniのプロモーションを英国とフランスという2つの新市場に拡大したことです。これにより、新規および既存のファミリープランのマスターアカウント保有者は、Google Home Mini音声スピーカーを無料で受け取ることができます。

同社はまた、インドでもサービスを開始したことを発表しており、これにより79カ国で利用可能になった。Spotifyは現在、インドで200万人以上のユーザーを抱えている。（Appleは最近、インドでApple Musicの価格を値下げし、Spotifyに先んじようとした。）

状況は良くなっているが、まだ損失が出ている

Spotifyの月間アクティブユーザー数は前年比26%増加し、合計2億1,700万人となりました。これは、ガイダンスレンジの2億1,500万人～2億2,000万人をわずかに下回る数値です。

しかし、これらの印象的な数字にもかかわらず、Spotifyは依然として利益を上げていません。売上高16億8000万ドルに対し、営業損失は5200万ドルでした。これはアナリストの予想をわずかに上回りました。その結果、Spotifyの株価は市場前取引で4%上昇しました。

一方、AppleはApple Musicの正確な収益額を明らかにしていない。しかし、Apple Musicがもたらす付随的利益のおかげで、Apple Musicを赤字覚悟のサービスとして扱う余裕がある。「私たちは金儲けのためにやっているのではない」とティム・クックは昨年のインタビューで語った。

出典: Spotify