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写真:ジョナサン・ズフィ
地下室に、古いVHSプレーヤーや「Rock 'Em Sock 'Em Robots」のおもちゃの横に箱詰めされた、オリジナルのApple Lisaコンピューターを覚えていますか?そろそろ埃を払ってオークションに出品する時期かもしれません。
これは、Lisa 1 (グラフィカル インターフェースとマウスを搭載した Apple 初のコンピューター) が来月末にドイツで競売にかけられ、42,000 ドルの値がつくと予想されるというニュースに基づいています。
スティーブ・ジョブズの娘にちなんで名付けられたコンピューターとしても同様に有名なこの 1983 年型コンピューターは、現在でも世界に残っていると思われるわずか 100 台のうちの 1 台です。
その理由は、発売から1年後、Lisaはより高性能で安価なモデルに置き換えられ、Appleは元の製品を返品した顧客に無償交換品を提供したためです。返品されたコンピュータはその後、破壊されました。
「Apple 1こそが現代のコンピューティングの始まりだったと考えると、本当に驚きです」と、Team Brekerのオークション担当ウーヴェ・ブレーカー氏は語る。「Appleは以前にもコンピューターを製造していましたが、Lisa 1はマウス、アイコンベースのインターフェース、そしてもちろんゴミ箱など、今日でも使われている多くの機能を搭載した最初のコンピューターでした。」
Apple Lisa 1は発売当時はあまり人気がなかったかもしれませんが、今では非常に人気があります。このコンピューターは今日の基準からすると非常に基本的なものですが、コンピューターの歴史の一部です。
Lisaがオークションで高額で落札されたのは今回が初めてではありません。2010年には、eBayのオークションでLisa 1が1万5000ドルという破格の価格で落札され、2012年には別のLisa 1が2万5000ドルで出品されました。
このようなインフレが進行している現状では、5 月 24 日の私のブログ収入 42,000 ドルがどうなるかは分かっています。
お祝いに、若き日のケビン・コスナーが主演するオリジナル版リサの広告をご紹介します。
出典:テレグラフ