報告書:Androidがスマートフォン市場のほぼ半分を占める

報告書:Androidがスマートフォン市場のほぼ半分を占める

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報告書:Androidがスマートフォン市場のほぼ半分を占める
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ガートナー_アンドロイド

Androidベースのスマートフォンは2011年末までに最も普及する選択肢となり、Google搭載端末は2012年までに世界市場の49%を占めるようになるだろう。これはある調査会社の予測で、同会社は木曜日、カリフォルニア州クパチーノに本社を置くAppleが市場シェアより利益率を重視するため、同社のiOSプラットフォームは引き続き第2位を維持するとも発表した。

Android搭載端末の登場によりスマートフォンの平均価格は300ドル以下に押し下げられるものの、「Appleは価格戦略の変更による市場シェアの追求よりも、利益率の維持に注力するだろう」とガートナーは述べている。AppleのiOSは、米国と西欧での成長により2011年にピークを迎える。新興市場への販売は限定的になるとガートナーは予測している。


「アンドロイドは市場の上位層で引き続き強い地位を​​占めるだろうが、長期的には中低価格帯のスマートフォン、とりわけ新興市場で最大の販売機会が生まれるだろう」と主席アナリストのロベルタ・コッザ氏は述べた。

コッツァ氏は、Androidの2010年の市場シェアが2015年までに倍増し、世界市場の22.7%から48.8%に増加すると予測している。一方、AppleのiOSは、昨年の15.7%から2011年には19.4%に上昇するが、2015年には17.2%に低下する見込みだ。

RIMは、消費者市場とビジネス市場の両方で競争が激化する中で、スマートフォンの世界シェアが低下し、2015年には5%近く減少して11.1%になると見込まれている。

研究者は、Androidに加え、Microsoftも大きな勝利を収めると予測している。Nokiaとの提携も追い風となり、Windows Phoneプラットフォームはスマートフォン市場で3番目に人気が高まり、市場シェアは2010年の4.2%から19.5%に急上昇するだろう。

タブレットの成長にもかかわらず、この移行はスマートフォン市場に悪影響を与えないかもしれません。ガートナーは、AndroidベースのタブレットユーザーはAndroid搭載のスマートフォンを求めるだろうと予測しています。同様に、AppleのiPadユーザーもiPhoneに惹かれるでしょう。