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もしあなたが投資や株式市場、そしてそういった楽しくも胸が張り裂けるような物事に本当に興味があるなら、ディズニーのCEOボブ・アイガーが自分のやっていることを分かっていると信じるなら、今はアップルの株を買うのに絶好の機会かもしれない。
SECに提出された書類によると、アイガー氏は月曜日に100万ドル相当のアップル株を購入した。アイガー氏はディズニーのCEOであると同時に、アップルの取締役も務めている。しかし、彼はアップル株を買っただけでなく、ついでにディズニー株も売却しているのだ。
アイガー氏は先週、ディズニー株のオプションを100万回行使し、1,790万ドルもの利益を得た。フォーチュン500企業のトップ幹部はオプションを行使して利益を得るのが常なので、アイガー氏の行動はディズニーへの信頼がないことを意味するわけではない。しかし、株価が下落していた時期にこれほど多くのアップル株を購入したことは興味深い。
ディズニーの広報担当者はブルームバーグに対し、アイガー氏は「投資を分散させており、依然としてディズニー株のポートフォリオが非常に大きい」と述べた。インサイダーが公開市場で株式を購入することは、通常、強気の兆候とみなされる。今週、アップルの株価が7%上昇したことを考えると、アイガー氏の判断は素晴らしいものだったと言えるだろう。
出典:ブルームバーグ