ウォルト・ディズニーの最高経営責任者は映画の未来は…iPhoneだと考えている?

ウォルト・ディズニーの最高経営責任者は映画の未来は…iPhoneだと考えている?

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ウォルト・ディズニーの最高経営責任者は映画の未来は…iPhoneだと考えている?
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2015 年には 1 兆枚を超える写真が撮影されました。
35mmフィルムは忘れろ。iPhoneこそが撮影の未来だ。写真:HypeBeast
写真:HypeBeast

スティーブ・ジョブズが映画界にもたらした最大の貢献はピクサーでの仕事だと考えがちです。しかし、ウォルト・ディズニーとピクサーの最高クリエイティブ責任者であるジョン・ラセター氏のような権威ある人物によると、ジョブズが映画界に与えた最大の永続的な影響は、まさにiPhoneの発明である可能性があるとのことです。

ラセター氏は火曜日、映画芸術科学アカデミーで講演し、私たちが観る大作映画が映画制作者たちによってiPhoneとGoProカメラだけを使って制作される日が容易に想像できると語った。

「『そんなのはうまくいかない』と言う人もいるでしょうが、確かにうまくいくでしょう」とラセター氏は言った。「でも、そう言うのは、彼らが慣れていないからなんです」

ラセター氏の予測は、スティーブ・ジョブズ氏との過去の経験から偏見を持つ人物の単なる発言ではない。iPhoneのカメラは年々進化し、より広く普及するにつれ、撮影ツールとしてますます多くの場面で活用されるようになっている。

2013年後半、バーバリーはファッションショーの撮影にiPhone 5sを使用し、アカデミー賞を受賞したドキュメンタリー映画『 シュガーマンを探して』 も一部同じモデルのiPhoneで撮影されました。昨年は、自動車メーカーのベントレーも「Intelligent Details」のCMをiPhoneで撮影することを決定し、今年のサンダンス映画祭では映画『タンジェリン』 が8ドルの動画アプリFilmicProを使ってiPhoneのみで撮影されました。

iPhoneの普及は、映画制作の自由度をこれまで以上に高めただけではありません。重い35mmフィルムカメラから、より軽量なステディカム( 映画『シャイニング』の壮大な廊下のシーンを思い出してください)、そしてスマートフォンへと進化したことで、撮影できる対象と方法が変わりました。

「GoProとiPhoneの登場です」とラセター氏は語った。「それらは、これまでになかったような鮮やかさを与えてくれます。…これらの機器によって、新たな映画表現の基準が生まれると思います」

出典:バラエティ