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Panicの素晴らしいツールCandyBarがOS X Mountain Lionに対応するようアップデートされました。まだお持ちでない方は、無料で入手できます。AppleがMac OS Xに導入した新たな制限により、Panicは今後アプリの有料化を取りやめます。そのため、CandyBarの将来は不透明です。
CandyBarはMac OS Xのアイコンを収集、整理、カスタマイズできるアプリで、様々なアイコンを適用してアプリを自由にカスタマイズしたい方に最適です。しかし、Mountain LionにおけるAppleの制限により、CandyBarは以前ほど便利ではなくなりました。
Panic はブログで次のように説明しています。
AppleがDockのレンダリング方法を変更したため、 Dockの外観をカスタマイズできなくなりました。 (インジケータライトは引き続きカスタマイズできます!)また、コード署名の関係上、CandyBarはMac App Storeアプリの内部アイコンを変更できません。
CandyBarは、ディスク上のファイルを変更するだけのシンプルなツールですが、私たちにとっては少々居心地の悪いグレーゾーンに常に陥っていました。CandyBarがシステムアイコンを全くカスタマイズできなくなる時が(近いうちに?)来ることは間違いないと思われます。
こうした状況を受け、Panic社はCandyBarの有料化には抵抗があるものの、そのまま廃止する気もないと述べています。そこで同社はCandyBarを無料化し、Twitterrificの開発元であるIconFactory社に譲渡することにしました。現在、アプリはサポート対象外となっていますが、Panic社によると、今後Mountain Lion向けのマイナーアップデートが予定されているとのことです。
7月にソフトウェアを購入した人は、Panicに問い合わせて全額返金を求めることができます。
CandyBarはMountain Lionでかつてほど強力ではないかもしれませんが、アイコンをいじるのが好きならダウンロードする価値はあります。もちろんMac App Storeのアプリでは動作しませんが、他のソースからダウンロードしてインストールしたアプリでは動作します。
出典: パニック
出典: TUAW