スティーブ・ジョブズがグラミー賞を受賞

ニュース

iTunes？そんなの流行らないよ！
写真：Apple

スティーブ・ジョブズはギターもドラムも弾けなかったが、音楽業界に彼ほど大きな影響を与えた人物はほとんどいない。そして今、彼は死後、自らグラミー賞を獲得することで、救った音楽業界からその功績を認められつつある。

今週、レコーディング・アカデミーはジョブズ氏にグラミー賞を授与すると発表した。

「Appleの元CEO兼共同創業者であるスティーブ・ジョブズは、音楽、テレビ、映画、書籍の消費方法を変革する製品とテクノロジーの創出に貢献しました。創造的な先見性を持つジョブズ氏の革新的なiPodや、その派生製品であるオンラインiTunesストアなどは、音楽業界に革命をもたらし、音楽の流通と購入方法にも大きな影響を与えました」と、グラミー賞のウェブサイトに掲載された声明には記されています。

Appleがグラミー賞を受賞したのは今回が初めてではありません。例えば、2002年には「レコーディング分野における卓越した技術的貢献」が評価され、テクニカル・グラミー賞を受賞しています。

グラミー賞授賞式は2012年2月12日に開催されます。スティーブの代わりに誰が賞を受け取るのでしょうか。