ティム・クック氏、新たなインタビューで税金とアイルランドのデータセンターの失敗について語る

ティム・クック氏、新たなインタビューで税金とアイルランドのデータセンターの失敗について語る

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ティム・クック氏、新たなインタビューで税金とアイルランドのデータセンターの失敗について語る
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ブランドとの親密さ
Apple CEOのティム・クックはファンとの距離を縮めるのが大好きだ。
写真:ティム・クック/Twitter

アップルのCEOティム・クック氏は今週、アイルランドに短時間立ち寄り、同国に甘い税率以上のものに興味を持っていると約束した。

同社とアイルランドの関係は昨年、不安定な状況が続いていた。アップルは数十億ドル規模のデータセンター建設計画を断念し、税制上の合意も失ったが、クック氏はアイルランドへのコミットメントはこれまでと変わらず堅持していると述べた。

「正直に言うと、税金のためにアイルランドに来たわけではありません。1980年にアイルランドに来たのは、成長できるコミュニティがあり、大陸を支えるために様々なことをできると思ったからです」とクック氏はアイリッシュ・タイムズ紙のインタビューで語った。「40年近く、その考えを貫いてきました。人生は一直線ではなく、浮き沈みはあるものですが、常に成長を続けてきました。この傾向は今後も変わらないでしょう。」

アイルランドのApple

Appleは現在、アイルランドに6,000人の従業員と300社以上のサプライヤーを抱えています。また、App Storeを通じて経済を活性化させています。同社は、アイルランドには17,000人のiOS開発者がいると推定しています。

Appleのデータによると、アイルランドのアプリ経済規模は世界第19位、ヨーロッパでは第12位です。また、アイルランドにはAppleが唯一所有する製造工場があり、ヨーロッパの顧客向けにカスタムメイドのiMacを製造しています。

「これは本当に驚異的な変化です。たった10年で、誰もが自宅の地下室や自宅でボタン一つで、155カ国で販売できるようになるのです。信じられないほど大きな力になります」とクック氏は述べた。「これは、世界のほとんどの国において、経済における最も大きな雇用成長の一つです。」

コークに戻って、Appleファミリーや友人たちと楽しい時間を過ごしました。またすぐにお会いしましょう! pic.twitter.com/V0KawUEJRv

— ティム・クック (@tim_cook) 2018年6月19日