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写真:CNBC
今月初めに10億ドル相当のアップル株を売却したにもかかわらず、バークシャー・ハサウェイのCEO、ウォーレン・バフェット氏は依然、iPhoneメーカーであるアップルに対して強気な見方を示している。
ウォーレン氏はCNBCに対し、もっと早くアップル株を買っておけばよかったと語った。バフェット氏はアップルにすっかり夢中になり、ついに古い折りたたみ式携帯電話を捨ててiPhoneを購入した。
バークシャー・ハサウェイの株主への年次書簡の中で、バフェット氏は同社がアップル株の5.7%を保有していることを明らかにした。同社は2019年末時点で2億4500万株以上を保有しており、その価値は約720億ドルに上る。
バフェット氏のアップルに対する強気の姿勢
「私はアップルを単なる株としてではなく、私たちの第3の事業だと考えています」とバフェット氏はCNBCに語った。「おそらく私が知る限り世界最高の事業です。そして、保険と鉄道を除くどの事業よりも大きなコミットメントをしています。」
バークシャー・ハサウェイは、自動車保険大手ガイコと北米鉄道会社BNSFの両社を所有している。バフェット氏は長年、ラッダイト(技術革新反対派)を自称し、ハイテク株への投資を控えてきた。彼の会社は現在、アップルの最大の投資家となっている。
「もっと早く評価すべきだった」とバフェット氏はアップルへの投資について語った。アップルの株価は2019年初頭から年末にかけて2倍に上昇した。しかし、新型コロナウイルスへの懸念から、今朝は他の多くの銘柄と同様に4%以上下落している。